TechLunch

The free lunch is over.

GoogleによるクラウドイベントGoogle Cloud Next ‘18が盛況のうちに終了

GKE On-PremKnativeなど、日本でもバズるような興味深い発表が多くあったGoogle Cloud Next ‘18が終了しました。 Keynoteによると、Google過去最大規模のイベントとなったそうで、25,000以上の参加登録があったようです。 日本語でもさまざまな記事が出ていますが、どんな発表があったのか、気になる方はrecap記事を是非参照してみてください。 www.blog.google

イベントの名前にもあるCloud関連については新サービス含め、機能強化などさまざまな発表がありました。

GKE On-Prem

techlunch.hatenablog.com 本イベントの目玉の一つですね。詳細は過去記事やその先のリンクをご参照ください。

Serverless containers, Knative

cloudplatform.googleblog.com こちらも目玉の一つで、日本語記事もたくさん書かれています。筆者は実はserverlessの使いどころが明確に見えておらず、現時点で利用したことがありませんし、引き合いもそこまで多くありませんでした。 しかし、今後話を聞かれることはますます多くなると思いますので、勉強して詳細な記事を書きたいと思っています。

Stackdriver Service Monitoring

GCPAWSなどのクラウドで実行されるアプリケーションのパフォーマンスやアップタイムなどをグラフィカルに確認することができます。NginxやApacheなどよく利用されるアプリケーションに対応しており、さまざまな情報が取得することができます。 もちろんアラート機能も具備していますので、slackやメール通知など運用に役立てることが可能です。 独自のビジネスアプリケーションを監視するための設定も可能なようなので、幅広く利用ができそうです。

Cloud Functions

サーバレスプラットフォームであるCloud Functionの一般供用が開始されました。100ms単位に丸められて課金されるようですので、バッチ処理など常駐しないアプリケーションが多いユーザはコスト削減につながるかもしれません。

マネージドサービスの拡充

フルマネージドなサービスのラインナップが拡充されました。今まで、特定の製品に縛られて自分たちで運用せざるを得なかったユーザもどんどんとクラウドに移行していくことになるだろうと思われます。

その他にも、今流行りのAI関連やIoT、エッジ向けの話など幅広い話がありました。9月には東京でGoogle Cloud Next ’18 in Tokyo | 9 月 19 ~ 20 日、東京が開催される予定ですので、時間があるかたは是非参加して見てはいかがでしょうか。